この記事は以下のような悩みを抱えている方が参考にしていただくことを想定しています。
・使っていないなかった古いPC(Windows7、Vista、8、8.1など)をWindows10にアップグレードして使いたい。
・アップグレードする時はクリーンインストール(※)をする。
・Windows10にする時にOSプロダクトキーって必要なの？
※クリーンインストール…簡単にいうと今のパソコンを初期化して、データを引き継がず新しくWindows10をインストールすることです。
Windowsアップグレード時にOSプロダクトキーを入力する必要ってあるの？
使っていなかったパソコンだからデータを初期化して、一から綺麗にWindows10をインストールしたいという要望を実現する場合、元々使っていたOS（Windows7など）の情報は引き継がれないため、Windows10インストール時にOSプロダクトキーを入力する必要があります。
正しくは、この答えは2つあります。
１．OEM版なら入力不要
２．自作PCなら入力必要
それでは詳しく説明していきましょう。
OEM版ならOSプロダクトキーの入力不要
OEM版とは簡単に言うとビッグカメラやヤマダ電機などの家電量販店で購入したメーカPCを利用している場合に該当します。
ほとんどの方がこの「OEM版」に該当すると思います。
NECやFUJITSU、LENOVOなどメーカのロゴマークがついたデスクトップPCやノートPCを利用されていればOEM版に該当すると考えれば簡単です。
ちなみに何故OEM版はOSプロダクトキーの入力不要かと言うと、パソコン内部の部品であるマザーボードのBIOSと呼ばれるメモリのようなところにプロダクトキーが書き込まれているためです。
Windows7からWindows10にアップグレードしたい場合、Windows10セットアップ画面でOSプロダクトキーの入力を求められますが、ここで入力をスキップしてもBIOSに書き込まれているOSプロダクトキーが自動的に使用されるため、入力が不要ということになります。
自作PCならOSプロダクトキーの入力必要
OEM版の説明を読んでいただければ何となく予想できるかもしれませんが、自作PCではBIOSにOSプロダクトキーが書き込まれていないので、誰も自動的にOSプロダクトキーを入力してくれません。
そのため、自分でOSプロダクトキーを入力する必要があります。
OSプロダクトキーは自作PCを一番最初に作った際にインストールしたWindowsOSのパッケージに付属されていますので、パッケージを探してみましょう。
もし、当時のパッケージを紛失してしまった場合には新たにWIndows10のOSを購入しなければいけません。
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